2012年10月28日公開 ドキュメンタリー 「いのちのまつり」プロジェクト
「いのちのまつり」プロジェクト
原点。いのちの視座から教育を考える。
子どもたちが、光り輝いていくために——。..
いま、私たちがなすべきことはなんでしょう。向き合わねばならないことはなんでしょう。きっと山積みに違いありません。ですが、まずは未来を託す子どもたちの行方に希望を見いだすための知恵を絞りたいと思います。
長く私たちは、いのちについて考える機会を失してきました。経済偏重とモノに豊かさに依存して、競争社会で勝者になることを追い求め、大切な視点を欠いていたのです。子どもたちは、そんな社会に巻き込まれ、息苦しさに覆われています。子どもたちの発するSOSが聞こえながら、世の中は今までの価値観に縛られています。
2011年、3月11日。未曾有の大震災で、多くのいのちが奪われました。
この犠牲の上に、あらためていのちの尊さを思いやり、人生において最も大切なものはなにかと自問が始まりました。価値観が変わる大きな一点を私たちは経験したのです。もはや、その問いかけを無視することは出来ません。それが、あるいは私たちの良心につながるものではないでしょうか。
無力や諦めになんの意義があるでしょう。真摯に自らに問いかけ、答えを模索する義務を負っています。その責務を果たしたいと思います。未来のために、未来を担う子どもたちのために。生きよう生きようとするいのちの本質のために。
生みの苦しみという言葉があります。いまこそ、新しいものが生まれようとする実感。教育を考える−−−。大上段に構えることなく、いのちを育むという原点に立ち返ったとき、確かなものが見えてくる。そう信じて。
プロデューサー
監督 草場一壽
子どもたちが、光り輝いていくために——。..
いま、私たちがなすべきことはなんでしょう。向き合わねばならないことはなんでしょう。きっと山積みに違いありません。ですが、まずは未来を託す子どもたちの行方に希望を見いだすための知恵を絞りたいと思います。
長く私たちは、いのちについて考える機会を失してきました。経済偏重とモノに豊かさに依存して、競争社会で勝者になることを追い求め、大切な視点を欠いていたのです。子どもたちは、そんな社会に巻き込まれ、息苦しさに覆われています。子どもたちの発するSOSが聞こえながら、世の中は今までの価値観に縛られています。
2011年、3月11日。未曾有の大震災で、多くのいのちが奪われました。
この犠牲の上に、あらためていのちの尊さを思いやり、人生において最も大切なものはなにかと自問が始まりました。価値観が変わる大きな一点を私たちは経験したのです。もはや、その問いかけを無視することは出来ません。それが、あるいは私たちの良心につながるものではないでしょうか。
無力や諦めになんの意義があるでしょう。真摯に自らに問いかけ、答えを模索する義務を負っています。その責務を果たしたいと思います。未来のために、未来を担う子どもたちのために。生きよう生きようとするいのちの本質のために。
生みの苦しみという言葉があります。いまこそ、新しいものが生まれようとする実感。教育を考える−−−。大上段に構えることなく、いのちを育むという原点に立ち返ったとき、確かなものが見えてくる。そう信じて。
プロデューサー
監督 草場一壽